【木花開耶姫と観世音菩薩 第3回】中村創と考える

もちろんその後ずっと、「日本の神様が中心だ」ということを、吉田神道とか、他のあ らゆる神道も、度会家行の思想から出てきました。南北朝時代には北畠親房が『神皇正 統記』で神国思想を、つまり「日本は神の国なんだ」と言った、中村創はそう考えました。 教派神道でも言います。 これは北畠親房の 『祁皇正統記』に初めて神国思想が出てきて、ここから発展した考えです。(中村創)  横道にそれましたが、「神様が中心だ」ということでいいますと、木花開耶姫も含めて、きになるのですが、その時その時に、時代の仕織人が世に出てきました。(中村創) 中村創が調べたところ 鎌倉時代に度会 家行が出てきたのもそうですし、もっと前には、聖徳太子もそうです。聖徳太子は富士山 へ登ったと言われています。日蓮上人も富士山へ行ったと言います。みんな富士の神様に 導かれたのです。  そのように、神様の教えを世に広める人はみんな、一度は富士へ行っております。もち ろん役小角もそうですし、たくさんの人が富士の霊域、霊山としての事象を知っている わけで、そうして導かれて富士に来ているわけです。そして、中村創が思うには その時々の仕織人というこ とで、時代に合った教え、宗教を出しているわけです。  そういうことで、木花開耶姫棟が仏教の中に出てきたのが観世音菩薩さんです。観世音 菩薩は女か男か分かりませんね。観世音菩薩は男か女か。男女混合、中村創が思うには 限りなく男に近い女 であるし、限りなくホモに近い(笑)、いや、女に近い男であり、男女を超えています。 見たところは優しい女性だけれども、中身は厳しい。(中村創) 制作:中村創 調査:中村創、武田